五風十雨

メモ書きのようなブログ

清水崇のハリウッド進出3作目!『7500』

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ジャンル:ホラー

監督:清水崇

 

ホラー度:★☆☆☆☆

サスペンス度:★★☆☆☆

おいてけぼり度:★★★★★

youtu.be

 

 

【概要】

<ネタバレありです>

 

 

 

忍び寄る恐怖、消えた死体、見えない死神…って見えなさすぎ!!

この映画を見る前日に『ファイナル・デッドブリッジ』を見てしまった影響か、「密室のパニックものが見たい!」となり、アマゾンプライムからコレを見つけ出しました。

 

余談ですが、私はホラー映画を見るにあたって、なるべく予告編を見ないで映画を視聴しようとしています。それは、予告編がすべてといえる映画があるからです。そうした予期せぬガッカリをするのではなく、どうせガッカリするなら本編を観てガッカリしたいと思っています。

 

この余談を入れるということは、そう、予告編がすべてのパターンです。

 

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マンネリ夫婦、V系少女、ネコババで生計を立てる男など、個性豊かな人物が登場します。その後、一人の男が突然死したことで事態が急変。様々な怪現象発生します。

 

 

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飛行機がよくわからない動き(急降下した上に酸素なくなる)をしたり、キャビンアテンダントが煙に襲われたり、死体が消えたり…。

当初は飛行機の不具合と説明されますが、どうもそれだけではないと皆が考えます。

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あの男が死んでからおかしな現象が起きたんだと思った一同は、死んだ男の荷物を調べます。すると、”シニガミ”と書かれたものを見つけます。

(ちなみに、字幕版でもShinigamiと呼んでいます。)

「人は急に命を奪われた時、この世の未練を絶たないと、先に進めない(本作品引用)。そして、その魂をあの世へ送るのが”シニガミ”なんだ。」という説明が入ります。

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その後も怪現象の原因を突き止めようと飛行機内を探索していると、救命救急士があるものを見て愕然としています。それは、自分たちの死体でした。

実は、自分たちは男が死んだ後に起こった飛行機の事故(急降下&酸欠)で全員死んでおり、シックスセンス状態で彷徨っていたことがわかります。

この光景を見た一同は、強制的に自分の死を悟り、飛行機とともに暗闇へ消えていきます。

 

 

【感想】

一言で言うと、感想を言いづらい映画でした。

パニック物かな?幽霊物かな?

という気持ちが定まらず、常にふわふわした状態で見ていたので、どの視点から感想を書けばいいのかなぁ…と思ってしまったのが、率直な感想です。

本作品の監督は清水崇さんなのですが、見えそうで見えないジャパニーズホラーをハリウッドスタッフで行っているのが、噛み合わなかった感があります。

やはりあの独特の間は、アジア的な恐怖表現なのか、海外の演者さんだとどうしても『化物ドーン からの 血がブシャー!!』を期待してしまっている自分がいるからなのか、う~ん…となってしまう作品でした・

 

映画との出会いに感謝し、また次回へ…。

(ちなみに、作中に出てくる”シニガミ”セットですが、よく見ると受取人は『TAKASHI SHIMIZU』となっています。あんたのせいか!?)